今日は、Motor Headの、亡きレミー・キルミスターの誕生日だ。
しかも28日で一周忌になる。
この年末は、いつもの年よりもプライベートが多忙を極めていて、実家の父の手術や、健康診断やら、西へ東へ大忙しだ。
今年は忙しい年末にも関わらず音楽のドキュメント映画が目白押しなのだ。
あれも観たいこれも観たいのがんじがらめのコブラツイストである。
来年正月は故David Bowieの「ジギー・スターダスト」だし。
先日、Janis Joplinのドキュメント映画「Little Girl Blue」を観に行った。
家内は「何か暗い感じになった」と言っていたが、きっと余分な感傷的脚色が為されていないからだと思った。
ドラッグから抜け出そうとして、最期はその魔力により命を絶たれてしまう。
兎に角、オンステージのジャニスはスパークしまくってて、汗と唾の飛沫を飛び散らせ、エナジーの塊だ。
歌っているが故、生を謳歌、自己実現出来ていた。
レミーもそうだったが、或る日突然、彼等に死が訪れた訳だ。
レミーは70歳の誕生日を迎えた二日後に末期癌である事が判明、12月28日が命日となった。
その後すぐバンドのメンバーは解散を表明。
やはりレミー無きMotor Headは存在し得なかった。
最期は近所で借りてきたテレビゲームをしながら亡くなったらしい。
多分、コーラのジャック・ダニエルズ割りを煽りながらだろう。(ジャック・ダニエルズを割るのではなく、彼はそう言い張ったらしい)
「他の奴等はこう弾くが、俺はこうだ!!」と映像にも残っているが、最期まで自分らしく、独自のベースのプレイスタイル同様に。
果たして私事、件の健康診断。
多忙にかまけて、今回三年ぶりになってしまった。
前回の検診では、血液検査に多々難があり、今回は検診に向かう直前まで野暮用でタイトになり過ぎ、混雑した駐車場に何とか滑り込み、フロアをダッシュで移動、息が切れたまま血圧測定。
案の定、平常時とかなり異なった高めな数値を叩き出してしまった。
医師との問診で、「貴方は、このままだと確実に後2〜3年で死にますよ。絶対今回はかなり危険な状態であると考えられます。」と言われてしまった。
こんな事を言うと叱られそうだが、死ぬ事は不思議と怖くないので(別の世界にそのままずれるだけだと考えている)、「ふ〜ん。」と気のない態度で返してしまった。
「薬を一生飲み続けるのは治療行為と言えないので、根治治療を考えて食事に留意してるんですけどね。」
と言うと、「薬でないと絶対に無理です。」と、断言されてしまった。
いつかは、自分にも必ず漏れなく最期がやってくる。
出来れば、闘病で苦しむ事なく、或る日が突然訪れて欲しいと思う。
結果は結果、宝籤みたいなものさ。
「大至急血液検査をして、分析結果を診てお話しますね。」と医師は続けた。
女医は慌ただしく内線電話でしかるべき部署に緊急で検査を依頼している。
「30分位ロビーでお待ち下さい。」と言われ従った。
一緒に検診を済ませた家内は「何かヤバいのかな〜?」と心配しているが、私は一向に何も取り合わない。
「ATMが一台壊れちゃまずいんだろ?」と毒づく私。
「夫婦心中じゃあるまいし、いつか突然終わりが来るのなら仕方ない。医者の金儲けの手段でいいように扱われて、ロボットみたく薬や管でコントロールされる位なら、自分らしく逝くさ。」と考えていた。
言葉では「なるようになれ。ままよ。」と言っておいた。
「泰然自若・自由闊達」それが私の人生のテーマだ。
若かりし日、つまらん事でもがいていた過去は繰り返したくないので、青春時代はドブに捨てた。
ティーンエイジエンプティネス。
さよなら空っぽのクソったれな青春時代。
それはジャニスも同様だった。
彼女を歌に向かわせたのも同じ動機付けだった。
看護婦さんがパタパタとスリッパを鳴らし、駆け寄ってきた。
「測定機械がきちんと読み取ってくれないので、あと一本採血させて頂けませんか?」と変な事を言ってきた。
「えっ!? 何でですか!? 何か問題でも?」と返した。
結局、合計4本も血を抜かれてしまった。
美女に血を吸われるのなら喜んで対応するのだが、頂けないもんだ。(因みに最初採血してくれた看護婦さんは結構可愛かった)
そしておかわりの採血は男性の医師が担当。
さっきは左手だったから、今度は右手wwwww
薄々事の次第の結末はさっきから見えていたので、敢えて皮肉交じりに「私に何か問題でも?」と尋ねてやった。
うわっ、「いえ、当方の機械の問題なので。」
と言い訳しよるわ。
医者っていう奴等は..........。
何だかんだで一時間は掛った。
先程死刑宣告をした女性医師がお話しますとの事なので、部屋に平然と入っていった。
「良く頑張りましたね〜。」
と、手の平返し。
「採血がですか?」
と、とぼける私。
先程、問診時に薬の御厄介になるのではなく、あくまでも自分でQOLは維持していきたいと伝えたのだが、全否定されていたのだ。
「ほとんど、改善されちゃってますね。問題ないです。ただ、一つだけ、今回は白血球の数値がかなり悪いので様子を診ながら過ごして下さいね。因みに煙草は吸いますか?」
と訊かれ
「生まれてこのかた、一度も口にした事すらないです。」
と正直に答えた。
要は、絶対とんでもなく今回の診断結果が悪化している筈だ、と決めつけられて、測定結果が受け入れがたいものだった為、機械の故障を疑い再測定、結局覆らぬ証拠に医者側が降参した訳だ。
普段から薬にたよらず、少しは自己管理しているので、「やっぱり」と思った。
私にとって医者は尊敬に値するものではなく、寧ろ軽蔑さえしている。
今迄碌な医師に出会った試しがない。
脅しでロボット製造システムを構築している。
過去記事に登場した、私を二度もミスジャッジした悪徳病院のお偉いさん、風の噂では末期癌らしい。
ざまぁねぇなぁ。
てめえの命すらも誤診なんだろうな。
自分に言い訳は出来んわな。
私の関係者も、件の病院で、誤診によりある臓器を手術され取られてしまったらしい。
セカンドオピニオンでそれが判明したそうだ。
患者をさんざん利用してたらふく腹一杯になったお偉いさん、それを吐き出して薬まみれになりながら治してくれよ。
患者達にしたみたいにさ。
声無き患者達の怨嗟。
今度それに触れてじっくりとお話ししたい。
何故かしら沢山実態に触れている。
レミーの信念「Bone To Lose Live To Win」を思い出した。
舐めて貰っちゃ困る。
One For The Money、Two For The Show。
来年も仕事で「技は売るが、媚は売らない。」
Merry Xmas & Happy Birthday & R・I・P Lemmy!!
気高く生きるぜ!!