2008年08月22日

努力する事の美しさ Part2

ソフトボール決勝。米国を破って優勝を果たし、エースの上野(上)を肩車して喜ぶ日本ナイン(21日 北京) -時事通信社-


昨日北京五輪でソフトボール日本代表が金メダルを獲得した。

同時に女子サッカー日本代表も、3位決定の対ドイツ戦を行っていたが2-0で惜敗、銅メダルに手が届かなかった。

どちらの競技も苦しい戦いをくぐってきた為、見逃すまいとTVを2台ダブルで観ていた。ダッシュ(走り出すさま)(もっとも仕事後だったので、サッカーに関しては後半戦から)

特に女子の五輪競技には気迫を感じていたので、応援にはついつい力が入ってしまう。





なでしこジャパンのゴール前の執念、とても熱かった。

一途さを感じます。

メダルを獲って欲しかった.....。

Jリーグと異なりクラブチーム主体のなでしこリーグは、大半の選手が他の仕事と掛け持ちでその合間に練習している。

無論プロ契約している選手はごく少数、男子に比べると全く恵まれていない。(Jリーグのチーム数33は、なでしこリーグの17チームに比べて多過ぎだと思いませんか?)

日々辛酸を舐めている日本女子サッカーが世界を相手に4位になった。

好結果を残せた事は今後へ繋がる大きなステップになると確信している。

我が国の女子サッカーの発展に大いに期待したい。(サッカー小僧だった私は、休日に地元でのなでしこリーグの試合を家族で観に行ってますサッカー)

エース澤選手始めイレブンの方々お疲れ様でした。






カミさんなんかはハラハラしながらTVに食入っていたから、「胃が痛くて.....」と勝敗が決する迄気が気で無かった。

女子ソフトボール決勝戦。

なかなか勝たせてはくれないアメリカ。

タイブレイクなるルールは果たして必要なのか?! (PK戦同様、ある意味ではギャンブルに近いルールだと思うが)

一昨日20日は激闘のダブルマッチ(対アメリカ・対オーストラリア)となり、21イニング318球を投げた上野投手。

握力が落ちている事を周囲の選手に漏らしていたにも関わらず、斎藤監督に決勝戦の登板を打診された折に、エースとしての大役を再度快諾。

世界最速119Km/hの豪速球を誇る鉄の右腕は413球を投げ切った。

14歳の時に大動脈弁狭窄兼閉鎖不全症の手術を受け、激しいスポーツに関わる事を禁じられていた西山内野手。

彼女の心臓弁移植手術のドナーはアメリカの同年齢の少女だ。

生体心臓弁の移植後の寿命は一般的に13年と言われる。

日常生活を静かに過ごす為の手術。

心不全で突然死する恐れもある。

リスクをものともせず自らの可能性を信じた、それに掛けた不屈のビート。

天晴れではないか。

上野投手を援護するチームプレイも素晴らしかった。

投げ、走り、打ち返す。

気迫充分のプレイにはただ驚嘆するばかり。





元日本代表監督の宇津木ルネサス高崎監督がTV解説者を務めていたのだが、金が決まった瞬間言葉を詰まらせ「良く頑張った。嬉しい.....。」と二の句を告げず啜り泣いた。

埼玉国体開催の折、坂戸の球場で彼女の姿を見た時は、群馬選抜の鬼監督のイメージしかなかった。

その人が.....。

カミさんと私もつられて「汗」が目から零れ落ちた。

良くぞ辛く苦しい戦いを乗り越えたな.....。





今期五輪で正式種目から外されてしまう野球とソフトボール。

有終の美と括りたく無い。

再び世界の舞台で日本代表チームが頑張る姿が観たい。

次世代の夢を奪わないで欲しい。





顔を覗き込んだ息子に「パパは何か努力している?」と訊かれた。

「歌を覚えなきゃならない時は1曲100回歌っているよ。」と答えた。

「1回終わる毎に、こうやって紙に書き足すんだ。(正の字を書いて見せる)」

「ひぇ〜っ!」ときた。

「正」の字を山のように書き連ねては練習する。(子供っぽい方法だが本当だよ)

勿論、気が入って無い時は1回にカウントしない。

特に英詩は起承転結をイメージしながら言葉を拾う癖をつけている。

メロの行き方とかグループが定着するには100回超えないと無理。

加齢が更に追い討ちを掛ける。(笑)

「正」の字の山が自分を勇気付けてくれる。

大丈夫、まだお前はやれるじゃないかと。

練習しないで手っ取り早く上手くなる方法があるのなら真っ先に知りたいもんだ。

サボる事に於いては自分が世界で一番天才的だと思っている。

でなきゃ努力を忘れるから。

完成品は綺麗なもの。

けどそのプロセスは誰も知らない。





残暑お見舞い申し上げます。

久々の近況報告、遅筆に付きお許し下さい。

私、近頃汗に酔って候。
posted by さぶらい at 02:37| スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月13日

切腹となっ!!

反則を連発する亀田 (C)時事通信


何とも後味の悪い一戦だった。

高い視聴率を記録したであろう、一昨日のWBCフライ級タイトルマッチ12回戦。

その最終ラウンド12回目に苛立つ挑戦者亀田は反則を連発した。

採点上勝ち目が無い事を悟った為か、破れかぶれになり醜態を晒す羽目になった。

結果は疑いの余地も無く、王者内藤の圧倒的勝利であった。





ボクシングは格闘技系のスポーツの中でも一番熱くなれるのでお気に入りだ。

減量やロードワーク、トレーニングやスパーリングを通じて、ストイックに己を追い詰め磨いていく。

在野の私がその苦痛や疲労を語れるべきスポーツではないが、魂のぶつかり合いを感ぜずにはいられないのだ。

国技とされている相撲は、外国人力士がちやほやされ、挙句、横綱の国外逃亡やリンチ殺人にまで至った。

もはや国技と呼ぶにはいささか恥ずかしい。

よくぞ堕ちる所まで堕ちたものだ。

角界は政治の世界に似て、蚊帳の外の感が強い。

世襲もしがらみも無縁、ハングリーな男同士が戦うスポーツ、ボクシング。

だから惚れ込んでいたのに。





− <亀田大毅> もはやボクシングではない −


亀田の未熟さばかりが目立った。

最終回、採点公開制によって四、八回に発表された途中経過で大差がついた亀田は、内藤を持ち上げて投げ飛ばした。

もはやボクシングではない。通算11戦目の18歳は観客さえ敵に回してしまう、精神的な幼さが出てしまった。

【毎日新聞 小坂大】





− <ボクシング> 初防衛の内藤「もう亀田家とは、やらない」−


世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ(11日、東京・有明コロシアム)で初防衛を飾った同級王者、内藤大助(33)=宮田=は12日、東京都内の所属ジムで会見し、「『国民の期待に応える』とか大きなことを言ったので、防衛できてホッとした」と笑顔を見せた。

相手の亀田大毅(協栄)の反則行為には「本当に腹が立った」と怒りを示し、「自分の体が大事。もう亀田家とは試合をやらない」と、同級3位の亀田興毅(協栄)との対戦を拒否した。
 
切った右目上にばんそうこうを張り、両目の周囲が赤く腫れた内藤。

「両目の腫れはすべてサミングのため。試合途中から亀田はくっつくとサミングし、太ももを打ってきた」と説明。

試合開始前のレフェリー注意の際、亀田大の父史郎トレーナーが「なんじゃ、こら!」などと言いながら体を寄せてきたことも明かし、「これは脅し。許されない」と訴えた。

【毎日新聞 来住哲司】

※サミングとは「親指による目潰し」の事





− 罵声の嵐!大毅弱かった…王者・内藤に0−3大差負け −


聖域が汚される。

最後はもはやボクシングではなかった。

12回は度重なるレスリング行為を2度はたらき、減点3を受けた。

前代未聞の反則の連発。最大で10点差が開く大差の判定で、大毅が醜く散った。

場内からは激しいブーイングが巻き起こる。

「この試合で負けたら、切腹する。」前日の会見の席上、激しい言葉で意気込みをアピールした大毅に、「切腹はどうした!」「腹を切れ!」と罵声が浴びせられた。

父・史郎トレーナー(42)、長男の興毅(20)=協栄、大毅は下を向いたまま。

16歳の三男・和毅(ともき)も含め、一家は一切言葉を発することなく、控室から15人以上の警備員に囲まれて、逃げ出すように会場をあとにした。

亀田家にとって、初の日本人対決。

興毅と築いてきた無敗ロード、「亀田家神話」がついに崩壊した。

ガードを高く上げて前へ出るが、得意の左フックが当たらない。

内藤の右フック、ボディーアッパーを浴びて、イライラだけが募った。

4回、8回のオープンスコアリングで大差を確認すると、クリンチから無用な投げ技を連発した。

史郎トレーナーも、大毅も王者・内藤を「ゴキブリ」とののしったが、さらした醜態はそれ以上に、みにくかった。

昨年2月のデビュー以来、序盤でのKO勝ちを積み重ねてきた。

だが、対戦相手は戦闘意欲に欠ける外国人選手ばかり。

試合よりも、KO勝ちしたリング上で見せる熱唱パフォーマンスの時間のほうが長いことも多く、日本人との試合をしてこなかった大毅に、批判の声も根強かった。

97年6月、WBA世界ヘビー級タイトルマッチで元統一世界同級王者マイク・タイソンが、王者イベンダー・ホリフィールド(いずれも米国)の耳を噛み切って、3回失格負けとなったことがある。

このとき、ホリフィールドは「(相手に)勝てないと思ったボクサーの醜い蛮行」と斬って捨てた。

試合後、無言で会場をあとにした一家に、ホリフィールドの言葉が重くのしかかる。

内藤の一言も痛烈だ。「大毅は(7月に王座を奪った)ポンサクレックよりも全然弱かったな」。

【サンケイスポーツ】





大ボラ吹きといわれたモハメド・アリことカシアス・クレイに初め、ビッグマウスを気取る訳ではないだろうが、ボクサーは大言壮語するのが常のようだ。

若さ故、己を鼓舞するあまり、勢いづけようとついつい大風呂敷を広げたくなるのも判らなくはない。

だが、飽くまでプロスポーツの世界でもあり、リングを目指している後進の若者も控えている。

発言とは無関係に最後まで筋を通して戦って欲しかった。

格闘家は身体能力が常人のそれとは異なるので、尚更の事ルールを遵守しなければ、試合はただのストリート・ファイトに成り下がってしまう。

ガキの喧嘩では無いのだ。

「品格」忘れるべからず。





武蔵防弁慶は主君義経を護る為、最期に矢を全身で受け止め立ち往生(直立したまま亡くなった)した。

浪速の弁慶は、不始末を詫びて「切腹」するよりも、正々堂々己が信念を掛けて「立ち往生」するべきだった。
posted by さぶらい at 01:26| 埼玉 ☁| スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

生業(なりわい)のケジメ。

頭突きして怒りをぶちまけるジダン(2006年 ロイター/Peter Schols/GPD)

日本時間7月10日早朝、死闘の末フランスを下したイタリアがワールドカップを制した。

優勝を賭けたこの一戦も見逃すまいと、目覚まし時計をセットしてスタンバっていた。

睡眠不足の中うつらうつらと後半戦迄観戦していたが、私は遂に睡魔に負けてしまった。

不覚を取った事を後悔しながら目を覚ますと、朝のニュースで試合の結果を知った。

今回のワールドカップで現役引退を表明していた、ジダンの予測不可能なあの出来事も.....。




“有終の美”を飾って欲しかった。

ジダン率いるフランスに勝って欲しいと思っていた事情もあるが、鮮やかなシュートをキメて歓喜に打ち震える闘将の最期の雄姿を見たかった。

サッカーファンなら少なからず期待していた筈だ。

最初は私もこんな風に後味の悪さを感じていた。

だが今では、これもある意味では立派なケジメの着け方だと考えを改めた。




ワールドカップはお祭りであると同時に、国家対国家(民族対民族)のフェアな戦いである。

レイシズムに対する異議申し立てが今大会のテーマであったのではないか?!

イギリスのタイム誌には、イタリアのマテラッティが放った言葉が「テロ売春婦の息子。くたばれ。」だったと、読唇術のプロの証言が寄せられている。

無論、彼がそのような生い立ちにある訳は無い。

仮にそのような発言が事実だったとしたら、大会の意義自体が無意味なものになってしまいかねない。

プレイする者とそれを見る者が、たった一個のボールを追い掛けてピュアな気持ちになれる。

芸術的ですらあるスーパープレイの数々.....。

高尚なスポーツイベント。

音を共有する音楽と同じ。




後日、ジダン側のスポークスマンから某かのアクションがあるらしい。

FIFAも事実関係の調査に乗り出すとの事。

事の成り行きを静観したい。

ジダンは生業としてのサッカーを“レッドカード”で締め括ってしまった。

暴力行為自体は決して礼賛されるべきものでは無いが、プレイヤーである以前に人である事を訴え彼はピッチから去って行く。

でもサッカー人としての人生はこれからも続いていく。

月並みな言葉しか浮かばないがサッカーを愛し続けて欲しいと思う。




もし俺が同じような目にあったらどうするかって?

判り切った事聞くなよ。

きっちりツケを払うに決まってるさ。
posted by さぶらい at 03:08| スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月21日

本物の男達。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝メダルを胸に、記念写真に納まる日本代表の王監督(前列左から2人目)とイチロー(同3人目)ら(20日、米カリフォルニア州サンディエゴのペトコパーク) - 時事通信

祝!! WBC優勝!!

最高の感動を有り難う!!

優勝決定戦への進出のカギを握るアメリカ対メキシコ戦には、正直興味や期待が持てずに見る事すらしなかった。

くどいようだが単純に棚ボタ式が嫌だっただけだ。

他人の不幸をオブラートに包んで喜んでいる論調が、大手を振りまかり通っていたのも気に喰わん。

トリノ五輪では、「良く戦った。世界でXX番手だ。」とかのたまう無責任なスポーツキャスターの弁も聞き飽きていた。

そんな偏屈な私であるが故、日本代表の優勝は底抜けに嬉しい。

韓国との3戦目から日本は「勝ちに行った」と思う。

燻り続けていた情熱を炎へと滾らせて.....。

代打福留から始まった一斉射撃は今までの胸の痞えをすっきりとさせてくれた。

相手韓国チームはグーの音も出なかった。

その時の私の有様ときたら「狂喜し乱れ舞う」と言っても過言では無かった。

大一番の決勝戦、なかなか勝たせてはくれないキューバも天晴れ。

死闘ともとれる乱打戦を制した末の大勝利である。

先日の荒川静香選手の金の感動も未だ記憶に新しいが、スポーツ界が暗澹たる我が国日本を鼓舞してくれる。

ダイアモンドの中には本物の輝きを放つ侍達がいた。

熱い、そして嬉しい!!

posted by さぶらい at 02:04| スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

WBC雑感

8回、ライトのファウルフライを、客席に飛び込みながら捕球を試みたイチロー【 (C)Getty Images/AFLO 】

WBC戦は日本時間で日中という事もあり、リアルタイムでの観戦が叶わない野球ファンも多い。

スポーツニュースで試合結果を聞き唖然とする方もいらっしゃるだろう。

特に今回は米大リーグでプレイしている松井・井口選手等が不参加を表明し、諸外国に比較して戦力の部分で大分割を喰っている感がある。

特に松井はヤンキースに於いてのビジネス的な契約縛り(?)が大きく影響しているようにも見受けられるが.....。

真実は如何であろう?

公式戦に向けての調整時期なので怪我を怖がっているといった噂も聞こえてくる。

WBCは、「MLBの、MLBによる、MLBのための」大会との見方がある為、これを盾に思い悩んだ結果なのかもしれないが。

これは先日の対米戦での腑に落ちないジャッジを経験した後であれば、火を見るより明らかな見解である。

昨日の対韓国戦、イチロー選手の当たり憚らぬ怒りの感情の吐露は考えさせられるものがあった。

8回1ワンアウトでキム・ミンジェの打ち上げたライトファウルフライを、守備妨害ともとれる韓国ファンの過干渉によりイチローが捕球出来ず、後に四球を与え先制点を許した。

試合の流れがここで決定的に変わってしまった事を私も感じた。

結果は「推して知るべし」である。

イチロー選手は試合後のインタビューに於いて、件のファウルフライは確実に捕れる可能性があった事を示唆、そしてこの試合は「僕の野球人生の中で、もっとも屈辱的な日」になったと語った。

「韓国にあって、日本にないものは?」とのインタビュアーの突っ込んだ質問に対しても暫しの沈黙の後「それがあるとは思えない」と答えた。

だが私はその言葉だけは反語であると思う。

決して真意を語っているとは考えられない。

今回の試合も対戦国同士の間に歴然とする温度差があった事は否めない。

「USA AS NO.1」のインチキジャッジを下された対米戦でもしかり。

一休禅師のとんち話ではないが「韓国にあって、日本にないもの」は愛国心と激しい情熱、逆に「日本にあって、韓国にないもの」はマナーと国際感覚である。

スポーツニュースでは「棚ボタ式」に日本が粘れるよう、明日のアメリカ対メキシコ戦に期待しているが、戦わずして勝つ事を良しとしてはいけない。

「相手の執念が上回った」との王監督の弁。

それだけの理由では済まされない筈だ。

だから明日の試合には全く興味が無い。

でも戦う気持ちは捨てずにいて貰いたい。

posted by さぶらい at 02:57| スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月24日

感動した!!

海外メディアで「クール・ビューティー」と称された荒川静香選手

トリノ五輪も終盤に差し掛かり日本選手団の苦戦が取り沙汰されている。

へそ曲がりな私はメダルの個数や技の優劣よりも、勝利する迄の道程の方に興味を持つ。

連日のテレビ観戦の為睡眠不足に陥っているにも関わらず、今朝方も生中継していたフィギュアスケートに放送終了迄見入ってしまった。

午前7時前後であろうか。

「トリノのオリンピックの女神は荒川静香にキスをしました。」の伝説的アナウンスとともに、フリープログラムが全て終了し荒川静香選手の金メダル獲得が確定した。

競技である事も忘れさせてくれる程、彼女の演技は非の打ち所が無い美しく完璧なものであった。

母親の看病、そして自らの心臓病克服後復帰し、銅メダルを獲得した露の強豪スルツカヤ、スタンディングオべーションで観客の心を掴んだ同胞にしてライバル、村主章枝の演技も五輪にふさわしい彩を添える。

かって引退を考えていた荒川選手は2004年世界選手権で「楽しむ気持ち」を大切にする事で「無欲の勝利」を手にする。

無論、人並み外れた不断の努力を通じて楽しめるようになったのであろう。

自分の得意技イナバウアーですら得点が付かず、新採点法の前では無力になってしまった苦い過去からのリベンジ。

まさしくゼロからの出発であった。

「音楽を聞いて感じた通り動き、聞き込む事でカウントせずともスパイラルやスピンが出るようにしたい。」と語る。

まさに無手勝流の兵法の極意そのものである。

今回の五輪でも楽しむ事に主眼を置き自らの滑りをアピールした。

勿論自分らしくある為の技「イナバウアー」も演技の流れに散りばめながら。

結果、世界を酔わせ、偉業を成し遂げた。

そのひたむきさに我々は感動を覚えずにはいられない。

ところがだ。

かって国技の表彰式で「感動した」とのたまったどこかの国の宰相は、今国会でメールのやり取りの件にご執心ときた。

他に議題は無いのかい?

喧嘩を仕掛けた相手も相手で情けない程及び腰になり、病院と言う名の「保健室」に逃げ込みお隠れあそばしている。

小学生でもあるまいし。

Hide And Seekも仕方ないか。

所詮お笑い「劇場」だもんな。

そんな為政者共に「感動した」は存在しない。

額に汗して涙を流す夢追い人だけに許される「感動」の共有。

思い切り震えよう。

「荒川さん。有り難う。感動しました!!」

posted by さぶらい at 02:14| スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする